僕、陸軍上級大将の投稿のために、海軍上級大佐(なのかな? ポッピー大国には階級の分からない人が多い)に恋愛史なるものを書かせてしまったな……
では、僕も……と、言いたいところですが、その場合どうしても書かなくてはならないものがあるんですが、それは僕の最低最悪の話、いや、僕が最低最悪の話のため、書くのには大分勇気がいるんです。
そう、それは時間を巻き戻せるならその時まで巻き戻したい、タイムスリップできるなら、その時の自分を殺したい、その子にまた会えたなら謝りたいような話ですので、もう少し時間を置きたい。その二年後から続く本気の片想いを味合わずには、その謝罪の念を抱かなかった自分がまた嫌になるわけです。
その最低最悪を書かずして他の僕の片想いの話など、語るわけにはいかない。
という、ことで、今回は小学生の頃の別の話を。
その名も「後期限定激辛キムチ事件」名前は今考えました。
あれは、僕の中で最高の時だった小5の頃の話だ。
その年、僕らの学年はいきさつは忘れたが、とりあえず大根を育て、それを2、3月くらいだったかに収穫しクラスごと調理して給食と共に食べる企画だった。
それで、僕らの班はそれを既成のキムチに加えようと言う話になった。
そして、迎えた給食の時……そのキムチは・・・
――辛過ぎた。
そう、それは全ての班に広まって行ったが、日本の小学生が食べるには辛過ぎたのだ。
僕も食事を終える頃には、頭がポーっとしていて、ちょっとした熱みたいになりました。辛過ぎるとどうなるかを身を持って知った時でした。
調べてみると、香辛料を一度に大量に取ると循環系などに悪影響がでるらしいです。
頭がポーっとしていたのは、おそらくは、血管の膨張のためかと思われます。いまの僕なら間違いなく偏頭痛化しているところでしょう。
あれ? 僕の偏頭痛はいつからだ?
話がそれました。ですが、偏頭痛の対処療法、絶賛受付中であります(^o^)/
話を元に戻すと、
とはいえ、その既成品が辛過ぎたはずは無い。なぜなら、辛いのが苦手な人もいるからと言うことで辛く無いキムチであったはずで、実際、辛く無いキムチもあった。
さらに、給食のスープが辛いという被害もあった。そいつは顔を真っ赤にしていた。もしかすると、僕もそうなっていたのかも知れない。
これはもう言うまでも無い。
――クラスの誰かが香辛料を足したのだ!
だが、ここで整理しよう。
犯人はまず、僕らの班のメンバーである可能性が高い。
なぜなら、自然とキムチに近づくことが出来るのは、キムチを使うことにした僕らの班だ。
それに、他の班にはキムチのことを知りもしないやつもいただろう。
と、すると容疑者は僕らの班5,6人。男子2人と女子3,4人だ。
中でも、僕らの班はキムチ以外にも味噌汁か何かを作った。なので、キムチを作ったのは確か、僕と女子2人だった。――いや、僕は味噌汁もやってた記憶があるな。まあ、キムチなんて大根を切って混ぜるだけだからな――
そのうち1人はキムチのアイデアを出したやつだ。
もう1人は辛いのが苦手なやつだった。
――さて、犯人は誰だ?
クラスのお調子者に「これは被害が大きすぎる」と言わしめたこの事件の犯人はだれだ?
だが、僕は犯人を知っている。
――というか、僕だ。
――僕と僕の家から持ってきた一味唐辛子だ。
別に僕がその頃いたずら者だったわけでもなく、順を追って正しい説明をすると、
僕らの班はキムチを作ることにした。
だが、辛いのが苦手な人もいるから、辛いのと、辛く無いのを用意することにした。
辛いのは、辛く無いのに唐辛子を入れることにした。
僕は家から一味唐辛子を持ってくる担当になった。
当日、持ってきてそれを辛く無いキムチに少しずつ加えていった。
そして、最後に――入れ過ぎた……。
化学の実験の滴定で、最後、一滴入れればいいのを二三滴入れて、一回分やり直しにさせた、生徒会長になりそこねた男(票獲得率、自称120‰)をイメージすればいい(全世界で同じ実験班だった四人にしか通じない例え)
そして、そのキムチを持て余した班員たちは、他の班に消費を依頼していった。結果、クラス中にそのキムチは広まった。
スープが辛いのはそいつが唐辛子を貸してくれって言ってきたから貸したら、自分で入れ過ぎたらしい。
小5の時のクラスは最高だったさ(≧∇≦)
(「後期限定激辛キムチ事件」終)
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