2013年6月24日月曜日

自律訓練法のすゝめ written by 上級大将

勉強や仕事に集中したい、ストレスが溜まっているという人、座禅や運動もいいですが、僕は「自律訓練法」をオススメします。

これは、自己暗示や催眠療法の一種で、心を落ち着け、リラックスさせる効果があります。
これは、続けていく程に効果が出やすくなるので、続けることが大事です。

自己暗示と言っても、簡単なもので、心の中で言葉を復唱するだけ。

手順を説明すると、

まず、環境を整えます。この手順は慣れれば省いても大丈夫です。
整え方は、まず、体を縛り付けるような、ベルトやネクタイなどを外します。それから、寝る、座るなど、楽な姿勢をとります。そして、あまりうるさくないところがいいとおもいます

次に言語公式を次のように、心の中で、唱えます。厳密に全く同じでなくても構いません
 ①「気持ちが落ち着いている」心が落ち着いたと思ったら、次へ
 ②「手足が重たい」四肢全部が重たくなる、と思うより、右手→左手→右足→左足などと、順番をつける方がいいと思います。重くなったと感じたら、次へ
 ③「手足が温かい」②同様に順番をつける方がいいと思います。温かくなったと思ったら、次へ
 ④「呼吸は深く楽である」と、呼吸調整をします。楽だと思ったら、次へ
 ⑤「心拍は規則的で落ち着いている」と、心拍調整をします。規則的だと思ったら、次へ
 ⑥「お腹のあたりが温かい」と、腹部調整をします。暖かいと思えたら、次へ
 ⑦「額が涼しい」で、言語公式は終わりです。

最後に、催眠状態をを解いていきます。深呼吸をして、伸びをして、ゆっくりと目を空けて……目覚めるイメージをするとなお良し

言語公式の効果は、最初から全て感じるのは難しいと思います。僕は、①③④⑤くらいは割とできましたが、他が微妙でした。慣れると、感じられるようになります。

今回は自律訓練法ということで、参考文献はないことはないですが、僕の記憶に定着しているものなので、参考文献としてはなかなかあげられない気がします。数学の解説するのに、わざわざ学生時代使っていた教科書の名前は挙げませんよね? それと同じです。

この自律訓練法は、催眠療法の一種であるため、手順は、特に最後の普通の状態に戻す作業は大切です。
それと、④⑤⑥は疾患がある方は避けて下さい。

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