2013年6月26日水曜日

雨の日は何かと困ったことが…

早朝のうちは曇り空で、雨も降っていなかったので、折り畳み傘を持って登校しました。
しかし学校に着いて読書をしていると、外ではパラパラと雨が降り始め、
今日の午前中の体育の授業は、一部を除いて中止になりました。
こういう日は礼拝堂で映画鑑賞になるんですよw
数回しかない体育の授業で、3回くらい雨に降られたことがあるんですが、
1回目はミッションインポッシブル2、2回目はアルマゲドン、そして3回目の今日は…
途中終了したアルマゲドンとMI2の続きから。
↑MI2は敵から逃げるところで終わってしまいましたがwww

午後には本降りになり、帰りには小さすぎる折り畳み傘が役に立たず、
足元、リュック、フリーの左手が、びっしょりと濡れてしまいました。

僕は家から最寄り駅まで市バスで通学しているのですが、バス停までに濡れたくなかったので、
地下街を通って遠回りしました。何とか駅前からバスに乗ったのですが、
走り出してしばらくすると、バスが牛歩状態になり、気付けば大渋滞にはまっていました。
雨が降っているからとはいえ、そんな大渋滞は滅多にない通りなので、何だろうと思いました。
2車線あるのですが、バスが突然左側の車線から右側に車線変更。左前方に目を向けると…

他社のバスがミニバンと事故っていました。

見た感じ、バスの右フロントとミニバンの左フロントが激しく損傷していたので、
ミニバンがバスの前に割り込もうとして側面衝突したと思われます。
雨なので、スリップしたのかもしれませんが。

にしてもすごい雨でした。こういう日は飛行機にとっては大変でしょうね。
帰宅してすぐに、持っている無線機のスイッチを入れ、
羽田空港の気象情報に周波数を合わせると…

「Tokyo international airport,infomation Romeo.
0730,ILS Z runway 34L approach and ILS Z runway 34R approach.
Landing runway 34Land 34R.
Departure runway 05 and 34R.
Departure frequency 126.0 from runway 05,120.8 from runway 34R.
And parallel ILS approaches to runway 34L and R are in progress.
Wind 080 degrees 20 knots.Visibility 2800 meters,rain,mist.
Few 500 feets stratus,Scattered 800 feets stratus,broken 1400 feets stratocumulus.
Temperature 21,dewpoint 20,QNH 2949 inches.
Advise you have infomation Romeo.」
(東京国際空港、空港情報R。
協定世界時07時30分現在、滑走路34番左側へのILS-Z方式進入及び滑走路34番右側へのILS-Z方式進入を実施中です。
着陸滑走路は34番左側と34番右側で運用中です。
離陸滑走路は05番と34番右側で運用中です。
出発管制用周波数は、滑走路05番からの航空機は126.0、滑走路34番右側からの航空機は120.8が割り当てられています。
また、滑走路34番左側と右側への平行ILS進入が進行中です。
風は西から毎秒10メートルあります。視程は2800メートルで雨、靄がかかっています。
500フィートに積雲が少々あります、800フィートに積雲が点在しています、1400フィートに層積雲が多数あります。
気温は摂氏21度、露点温度は20度、高度計規正値は2949インチです。
以上、空港情報Rでした。)

長ったらしい英文で、イラッとしている方もいるでしょう。
これはATIS(エイティス)と呼び、航空機に空港の気象情報を提供する無線システムです。
A…Automatic(自動)
T…Terminal(空港)
I…Infomation(情報)
S…Service(提供)
Automaticというくらいなので、流れる音声はコンピュータの自動音声を使用していて、
情報は無線からエンドレスで流れ続け、30分に1回、情報を更新します。
では、英文と和訳だけ書くのもあれなので、解説していこうと思います。

  • 「Tokyo international airport,infomation Romeo.」
  • (東京国際空港、空港情報R。)
空港名が頭につき、これから放送する情報に割り当てられたアルファベットを伝えます。
アルファベットはA~Zまでの26個が順番に割り当てられますが、
BとV、CとE、DとGなど、そのまま発音すると紛らわしく、聞き間違えるので、
「フォネティックコード」を使います。船舶や航空機の通信の際に使います。
A…Alpha(アルファ:ギリシャ文字の一番最初)
B…Bravo(ブラボー:喜びの声)
C…Charlie(チャーリー:男性名)
D…Delta(デルタ:三角州)
E…Echo(エコー:こだま)
F…Foxtrot(フォックストロット:社交ダンス)
G…Golf(ゴルフ:スポーツ)
H…Hotel(ホテル:宿泊施設)
I…India(インディア:インド)
J…Juliet(ジュリエット:ロミジュリのジュリエット)
K…Kilo(キーロー:キロ、10の3乗)
L…Lima(リマ:ペルーの首都)
M…Mike(マイク:拡声器)
N…November(ノベンバー:11月)
O…Oscar(オスカー:アカデミー賞)
P…Papa(パパ:幼児語で「父」)
Q…Quebec(ケベック:カナダ東部)
R…Romeo(ロミオ:ロミジュリのロミオ)
S…Sierra(シエラ:連山)
T…Tango(タンゴ:舞踏)
U…Uniform(ユニフォーム:制服)
V…Victor(ビクター:勝者)
W…Whisky(ウィスキー:お酒)
X…X-ray(エクスレイ:X線)
Y…Yankee(ヤンキー:アメリカ人の俗称)
Z…Zulu(ズールー:南アフリカの民族)
たとえば、16時にQ(ケベック)の情報が発信されていたとすると、
30分後の16時30分にはR(ロミオ)の情報に変わります。

さすがにこれ以上書くと晩御飯が冷めてしまうので、今日はここまで!
次回は着陸進入方式と滑走路番号について解説します。
長々と失礼いたしましたm(_ _)m

0 件のコメント:

コメントを投稿