どこの絵に描いたような英語教師だってね(笑)(^^)
まあ、最終的に、生徒全員を殺すのが関の山でしょうが(笑)
Excellent!!
で、今回の本題。
この間、遅ればせながら、セカンドシーズンも始まったということで、西尾維新著の「化物語」を読みました。
以下ネタバレ無しの、酷評になります。この書評はあくまで、僕の一意見に過ぎません。意見に対する責任等は取りかねますので、ご了承ください。
はい、この小説は、アニメ化もされた作品ですが、僕の好みでは全くありませんでした。
西尾維新は僕の中で、〈戯言〉シリーズで赤点からの、今回でもう落第です。
何がいけないのか。
一つに無駄な会話の多さ。ウケ狙いのどうでもいい会話が執拗に続いてくどいし、しつこい。
それが、面白くないと言えば嘘になります。しかし、生徒会のような作品の場合それがすべてで、おまけみたいに、いい感じの部分があるだけなので、それでいいのですが、この作品は仮にもストーリーを持っている。なら、読者側からすれば、それを期待するのは当然のはずです。なのに、ストーリーと関係のない話が続く続く。読み手としてはいささかイライラしてきました。
これで、僕が化物語ポータブルがそれなりに楽しめた理由は分かりました。ようは、その会話だけを抽出してるからなんですね。ストーリー性が抜けてるから、純粋に愉快な会話だけ楽しめる。
暦の超必殺技は、はっきり言って引くが…
次に、キャラクターとか世界が生きてない。
これは、描写の少なさからくるものかと思います。
ただのネタを織り交ぜただけの会話では、どうしてもキャラクターが感じられないし、物語に入っていけない。いつまでも、読んでる感じだった。
なんというか、キャラクターの使い捨て感があったな……使い捨てを使いまわしてる感じか
さすがに、伏線の貼り方は心得てるようではあったが、効果的ではない。
とくに、叙述トリックなんかを取り入れた作品があったが、上手くない。
まあこれは、伏線なら伊坂幸太郎、叙述トリックなら道尾秀介のレベルを求める僕が酷なのかも知れないが。
とはいえ、とりあえずアニメは観ますよ。
アニメであるからには、無駄な会話は3、4割はカットされてるし、キャラクターが生きるも死ぬも、目に見えるから関係なし!
まあ、シャフトの構成はなかなか謎だが。なぜ、ああなる? まあ、シャフトだから。
いままで、僕は映像化が原作を超えるはずがないと、思ってはいましたが、これが最初の例外になるかも?
いや、まあ、一長一短って感じかな
と、ここの書き手サイドにも物語シリーズ好きがいます故、あんまり酷評するとあれなので、控えておきます。
でもでも、そもそも酷評するからには少なからず思うところがあるわけで、なかったなら、わざわざ酷評なんてしませんよ。めんどくさい(-_-)
たとえば、村上春樹氏の作品「1Q84」のレビューの中で、僕が最も的を射ていると思った感想なんかは、
『で?』
ですよ(笑)
いや、これはまさにこんな感じで、ついふいてしまうほど、ピッタリ。
いやぁ、感想が一文字とクエスチョンマークで表せてしまうんですよ(笑)
それに比べれば、こんだけの文章は書きたいと思える作品だったんですね。きっと
まあ、酷評だけなのであれなので、いい事も少し。
☆戦場ヶ原ひたぎは最強☆
でも、一つだけ分かったこと……僕は西尾維新が好きじゃない。
最後に、
最後に、
1Q84の『で?』の質問に答えられる方、募集中でーす(^o^)/
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